はじめまして。
僕は精神科で統合失調症と高機能自閉症を診断されてます。
高校時代からテレビ放送や犬の吠え声などを聞いていたら勝手に心中をよぎったことがあります。
「全部なおす」と頭に浮かんだかどうかがわからないが、声に出さずに勝手に言わされたような気がしました。
その後、いろいろな「○○も治す」と勝手に浮かんだことがあり、すごく不愉快でした。
「全部ほっとく」と勝手に変えられたようなことがありました。
症状も起きるようにする、普通に当たり前に出る感覚もそのままにしておくという意味で「ほっとく」と変えられたかもしれません。
確かにそうかもしれません。
「ついているのも治す」「作為体験もなおす」とよぎったこともありました。
勝手に頭に浮かぶなどで辛いのは作為体験や幻聴の病気だと言えると聞いたのに「作為体験もなおす」と浮かんだようなことがあったんです。
幻聴として聞こえることもあります。
無意識に浮かんだこともあります。
操られる症状だと言われ、医師の話を聞いても「病気もなおす」と勝手によぎったり、「病気もほっとく」と切り替わることもありました。
「全部治す」「正す」「変える」という言葉はすべて妄想的なものだと思います。
僕は同じ様な症例があるかどうかやどういうことを言っているかの答えが知りたいんです。
返事を下さい。
dr
こんにちは、投稿ありがとうございます。
HPにも書きましたが、統合失調症と診断されても
ベースに発達障害があるとストレス反応性に症状が変動し、
尚且つ抗精神病薬の副作用が出やすいですから、
非常にコントロールが難しくなります。
でも単に統合失調症の診断を付けるだけでなく、
発達障害の存在も気付いているのであれば、
優秀な先生ではないでしょうか?
変な考えが浮かんで、頭から離れないのを「強迫観念」と呼びます。
自分で妄想的と自覚していることが重要です。
(妄想の場合は確信ですので自覚は出来ません)
稀に統合失調症で認めることもありますが、
自閉症から来ることの方が多いですね。
幻聴というの具体的に音として聞こえる症状です。
聞こえるはずのない所で人の声や物音などが
その人だけに聞こえます。
因みに作為体験とは自分の言動や行動が誰かの
意図によって操作されるというもので、
教科書的には統合失調症に特徴的な症状とされております。
強迫観念も幻聴もどんな内容でもありえます。
自分の行動や思考をパターン化する強迫観念や
色々と指示してくる幻聴は多いですよ。
基本は薬物治療になるのですが、自分で精神的なものと
自覚し、幻聴は出来るだけ聞き流し、
行動に移さないことが大事です。
発達障害から来ているものであれば、毎日何かしらに
意識を向け、忙しくするのも有効ですよ。
貴方の主治医にもよく相談して下さい。
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