こんにちは、投稿ありがとうございます。
成人になるまで気が付かれなかった、
知的障害の患者さんは非常に多いです。
思春期の時期に不登校から引きこもりになり、家族が
その状態でも生活出来る環境を提供してしまうと、
何年もそのまま放置されてしまいます。
さらに年齢を重ねれば重ねるほど、医療や福祉の介入が
難しくなっていき、家族が残した資産が無くなると、
良くて生活保護、路上生活者という末路になります。
早い時期での福祉や医療の介入が大事なんですね。
何十年も放置された患者さんに
医療が出来ることとは非常に少ないです。
反応性の精神症状、幻覚妄想や暴力などがあれば、
精神科に強制入院という手もあるのですが、
入院しても性格的なところは治りませんので、
すぐに退院となる場合が多いです。
何か社会的な問題を起こせば、警察、司法を介入させ
刑務所で、無理矢理に社会性を学ばせることも
一つの方法ですが・・・
(初犯で実刑は中々つかないのですが・・)
家族の力で、何とか病院に繋げ、
療育手帳か精神障害者手帳を取得し、
作業所やデイケアに行かせながら、
将来的には障害者年金や成年後見人の申請というのが、
理想的な形ですが、本人が拒否をしている場合は、
非常に難しいです。
結局高齢になって認知症になるのを待つしかない
というケースも少なくないです。
中々良いアドバイスが出来ず、申し訳ありません。
もっと若い時に両親が気が付いて、
本人を追い込むような対応が出来れば、
違っていたかもしれませんね。
参考になるか解りませんが・・・
不登校、引き籠りについて
http://www.geocities.jp/niwaiin/C4_15.htm#12
読んでみて下さい。