現在、ある企業で、正社員として働いているものですが、転職を考えています。
作業においてミスの多さが目立ち、信頼を得られず、集団の中でどうしても孤立してしまう癖があります。
仁和医院のHPを読むと、発達障害の疑いを持つのですが、障害者枠にありがちな単純作業には馴染めそうにないため、あくまで一般枠での採用を目指しております。
職種や業種をよく選ばないと同じことを繰り返すのではないかと不安なので、ご相談したいのですが、30分の初診や、再診の短い時間では難しいでしょうか。
カウンセリングを試みたこともあるのですが、あまりうまくいきませんでした。
ボーダーラインの患者には仕事面でどのような助言をされているのでしょうか。
dr
こんにちは、投稿ありがとうございます。
私はボーダーライン(境界型人格障害)の正体は
ADHD+AC+悪くする家族 と考えております。
境界型人格障害だけの診断ですと、市によっては
障害者手帳や年金の申請が通りにくいので、
一度知能検査を行いきちんと診断されると良いですよ。
発達障害の方が通り易いです。
また、知能検査をすることで自分の能力が数値で解り、
どこが弱点かも解ります。
障害者枠=単純作業ではありません。
最大のメリットは職場の人が知っていて理解を得やすい、
時にジョブコーチや指導員など環境調整をしてくれる人
を付けれることが可能ということです。
職場を選ぶ時には業種より、
理解のある上司が付くかの方が大事です。
一般枠でもそういう環境であれば、
問題なく就労できると思いますよ。
後は周囲の人に自分の性格傾向を説明し、
多少気を遣ってもらいうと良いでしょう。
いわゆる「自分の取り扱い説明書」の作成です。
例を挙げると
世間話、雑談が苦手、マルチタスクが苦手、
曖昧な言い回しが理解できない
必ずメモを取らせてほしい、
感情的になった時に席を外して落ち着く場所が欲しい。
煩い環境での作業が苦手、
仕事中、耳栓やアラームの使用を認めて欲しい。
などなど、
発達障害の書籍などを調べると
もっと詳しく書いておりますので、
是非読んでみて下さい。
よろしければ是非相談にいらして下さい。